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全国を結ぶインターネット経由の会議が2,000円で
使っている人はすでに使い倒している
コロナ騒動もあって、やれテレワークだの、在宅ワークだの、いろいろと言われていますが、中小企業にはそんなの無理、と思われている方も多いかもしれません。
しかし、今はほとんどコストをかけず、インターネットを通じたビデオ会議が可能となっています。
特に今、良く使われているのが『ZOOM(ズーム)』とよばれるものです。案ずるより産むがやすし。まずは無料登録をされることをお勧めします。無料でも例えば、一対一の対話なら無制限でOKですし、3人以上の会議も時間制限はありますが、無料で試すことはできます。
ビデオ会議はもちろん、数百名を対象としたウェビナー(インターネットを通じて配信するセミナー)などもできます。さらに会議内容のデータを録画しておく機能もありますから、非常に便利。パソコン上の資料を共有する機能もありますので、ほぼ必要なことは何でもできると言っても過言ではありません。
必要なのはマイクとスピーカーorイヤホンマイクのみ
必要な投資は、イヤホンマイクがあればOKです。PCはもちろんですが、スマートフォンやタブレットでもアクセス可能ですから、まさにどこにいても簡単につながることができます。
例えば先日は、海外にいる人との打ち合わせ、社外の数名の人との会議、あとはインターネット飲み会なんて言うのも試してみましたが、意外と悪くないものです。これまでなら、わざわざ新幹線や飛行機を使って会いに行き、時間は限られていることもあって必要最小限の会話で終わっていたものが、今や世界中の誰とでも気軽につながれる、というじょうきょう。時代は変わったものです。
そのための投資は、イヤホンマイク一つでOKなので、まあ安ければ1000円くらいです。
もちろん、本格的に使うとなればZOOMの有料プランを契約すればいいのですが、はじめのおためしは無料プランで十分だと思います。
知っている人は知っているけど知らない人は知らない
値段はピンキリ
実はこれだけ安価なシステムがあるにもかかわらず、一方ではまだかなり高価な機器を販売する業者も少なからずあります。それは会議システムの品質やセキュリティなどで違いがあるものと思います。実際にやっていて感じるのは、リアルな会議とはまた違った感覚なのが、ビデオ会議です。比較的シンプルな意見交換は問題なくできますが、複雑な案件を打ち合わせるとか、思いを共有するのは難しいところがあったりすると思います。
そういう意味では、企業規模や、使い方に応じて何を使うかを考えればいいと思うのですが、中小企業が取り急ぎ導入するには、このZOOMはかなりおすすめできる部類だと思います。会社に来ない在宅社員がいたとすれば、彼らも交えてリアルに集うメンバーと、ビデオで視聴・参加するメンバーという会議のスタイルもできるかもしれません。
この辺りのノウハウは今後の経験でしょうが、高額な機器を検討する前にまずはこんな手軽なシステムを経験されることをお勧めします。
