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複合機の料金の仕組み
「カウンター料金」は本当に必要なのか!?
会社の中にはさまざまな事務機があります。例えばビジネスフォン。このビジネスフォン、リース料はかかりますが電話料金は別建てですよね。電話を1回使うごとに、メーカーにメンテナンス料を払うなんて言う仕組みはありません。
しかし、なぜかコピー機には「カウンター料金」というものがあります。一般的な相場でいうと、
モノクロ1枚につき1.2~3.8円
カラー1枚につき12.0~45.0円
といった感じでしょうか。
この料金がない場合もあるようですが、そういった複合機はやたらとトナーが高い。つまりあらかじめトナーにこの料金が加算されているイメージになるかと思います。
他の事務機では見かけない、このカウンター料金はいったいどういう性質のものなのでしょうか?
メンテナンス料金
答えを言ってしまうと、これはメンテナンス料金のようです。基本的に、複合機メーカーがこの料金を取っている形です。ただ、同じメーカーの複合機でもカウンター料金に差異があるのは、そこに販売した事務機屋さんが自分たちのマージンを上乗せしているから、という事情があるようです。
たとえば、モノクロ1枚のコピーで1.2円のカウンター料金がかかるとすれば、メーカーが0.4円をとり、0.8円を事務機屋さんが受け取っていると考えられます。(金額の内訳は説明のために適当に設定しています)
従来は、地元の事務機屋さんが何かあったら駆けつけてくれる、という前提でそういった料金を取り、メンテナンス体制を整えてきたと言えるでしょう。

ある時からメーカーが!?
そんな理解をしていましたが、当社の複合機もある時からカウンター料金の確認は電話やFAXで行うようになり、今や通信で自動で気にメーカーに送られているようです。メンテナンスにお越しになるのは、メーカーさんが直でやってきます。あれ、事務機屋さんは何をやってるんだろう?と不思議に思いました。
周囲の経営者仲間に聞いても状況は同じようでした。だったら、中間の事務機屋さんっていらないんじゃないだろうか?
そんな風に思い始めていたとき、こんなご案内を頂いたのです。
モノクロ0.4~0.8円 カラー4.0~8.0円
販売会社は特に何もやっていないとすると・・・
あるつてを通してこられた業者さんは、モノクロ0.4~0.8円、カラー4.0~8.0円という案内でした。そこで自分の会社の現状を見ていると、モノクロは1.2円、カラーは8.0~16.0円の間です。「間」というのは、トナーの使用量に応じて3段階に料金が別れているからです。
そして、今は機会に何かがおこればメーカーさんに直接電話を入れますし、カウンターの管理も誰がやってるかよくわかりません。要は、販売会社とは今、何の縁もない状態で、請求書だけが販売会社から届くという状況。だったら・・・ということで業者の変更を検討しました。
割り切って考えるなら
かつては、地元の販売会社さん・事務機屋さんとそこそこコミュニケーションがあったと思うのですが、最近はあんまりない。ひどいときは、この間かえたばかりの複合機を「キャンペーンなので替えてくれ」と言ってきたり、迷惑なのにちょくちょく営業されたり。こちらもうんざりするとどんどん距離は離れていきます。
最終的には総合的な判断が必要ですが、今や、「その事務機屋さん・販売店さんとつながっている理由はあるか?」と考えたとき、もしないのであれば安いところに変更するのも一考かもしれません。
そこで、私どもは「当社は一切カウンター料金を上乗せしません。販売の効率化を行うことでビジネスを成り立たせています」という業者さんと提携いたしました。
見積もりは、複合機の売買(もしくはリース)契約書と、3か月分の請求書(カウンター料金の分かるもの)を頂ければ試算可能です。
よろしければご相談ください。
お問い合わせは、以下のフォームより「複合機の件」としてご連絡ください。