まずは知っていただくということができているか?

見込み客はあなたの会社を見つけられる?

こんなところにこんなお店があったのか

長年同じ地域に住んでいて、いつも通る道のそばにあるお店。すべてを把握されているでしょうか。例えば私どもの事務所はそこそこ人が通る道に面していますが、時折こんなことを言われます。「インターネットで調べて、ああこんなところに保険屋さんがあったんだ、と初めて認識しました。毎日のように通る道なのにねぇ」

私どもはもう10年以上も同じ場所で営業しているのですが、私たちの仕事に関心のないお客様は、その前を通り過ぎても全く私たちの存在を知らなかったのです。これ、結構ある話です。何かを買いたいんだけど、そのお店がどこにあったか全然思い出せない。

つまり、意外と私たちの存在をお客様は知らないということです。これは小売業やサービス業だけでなく、製造業でも同じだと思います。ふと、こんな部品を作ってもらいたいけどどこに相談していいかわからない。そう考えている人は結構いるんじゃないでしょうか。

今ならネット検索があたりまえ

今のトレンドとしては、多くの方がネットで検索をされます。そうすると、ホームページを持っていない場合、お客様と出会うチャンスを失っていることになります。さらに、ホームページを検索する際、お客様はたいてい検索窓には自分の悩みや達成したいことをキーワードとして入れます。たとえば、「大阪 ケーキ 夜9時営業」みたいな感じですね。

こういったお客様の行動をイメージして、お客様が通る道筋に自分たちがいて、自分たちは何ができて、どんな得意技があるかを伝えることができるなら、あるいは新規客は常に私たちの下に向こうからやってきてくれるのかもしれません。

売り上げを上げたいな、とおもったとき、そんな仕掛けができているかをまずはチェックしてみましょう。案外、そういったことができていないことも少なからずあるのではないでしょうか。

私たちの取扱商品を知らない顧客

そんなことまでやってるとは知らなかった

「なーんだ、初めから御社に相談すればよかったんだ」。たまにお客様から言われる言葉です。社内のある問題を解決しようと思って調べた総務部のAさん。しかしどうもいい方法が見つからないし、それをだれに相談していいかもわからない。ネットの海を迷子になりそうになりながら、当社にダメもとでご相談いただいたりすることがあります。

もちろんそういった問題を常に解決できるわけではありませんが、たまたま別の起業で同じ問題があり、それをこんな方法で解決しましたよ、というアドバイスをできる事例でした。きっとその総務部のAさんが初めに私どもに相談していただけば、1時間程度で解決策が見えた話を、Aさんは何週間も頭を悩ませ続けられたのです。

これは例えば、当社ではこんなことを解決できますよ、というお話をしていなかったから起こったミスマッチです。逆に言うと、こういったことができるということをやっぱりお客様にお伝えできていなかったことを反省すべきかもしれません。

もっとシンプルな話をすると、ある商品でお付き合いが始まったお客様は、別の商品を扱っているかどうかなんて日ごろはあまり気にしません。だから私たちは、常に、自分たちができることをお伝えする、ということから始めなければならないのかもしれません。

売り上げを上げたい、という思いがあるとしたら、まずは
・自分たちはここにいるよ、とお伝えすること
・私たちはこんなこともできますよ、とお伝えすること
が大事なのではないかと思います。

ここに難しいことは一切なくって、何をやっているかを伝えるだけです。
明日から意識してみてはいかがでしょうか。

StockSnapによるPixabayからの画像

人気記事

レンタルスペース

レンタルスペース

会社案内

会社案内

メルマガ登録

メルマガ・旬の経営情報
ページの先頭へ戻る