ナンバーワン主義・一点集中主義・足元の敵攻撃の原則

戦わないために戦いの技法を学ぶ

ランチェスター戦略

もう30年近く前でしょうか。私は詳しくは知りませんが、経営戦略論として、ランチェスター戦略が流行っていたような気がします。この戦略は、もともと戦争時の戦力と戦果の関係を紐解いた法則。これを経営に応用したのが今多くの人に知られたランチェスター戦略です。

これを深く学ぼうとすると結構奥が深いものだと思うのですが、一般的な中小企業の社長が知っておくべきことはそのごく一部分で大丈夫ではないかと思います。それが、「ナンバーワン主義」「一点集中主義」「足元の敵攻撃の原則」と言えるかもしれません。

弱者の戦略

ビジネス書などで展開されているランチェスター戦略は主に弱者の戦略です。つまり、一位をとれず、シェアも26%に満たない人たちのためのもの。多くの中小企業はココにあたると思います。それらがやるべきことはまずは、どんな小さな分野でもいいので、ナンバーワンを作るというものです。速さでもいいし、ある一つの商品でもいいし、小さな商圏の中での売上でもいい。とにかく何かしらの枠組みを作り、そこの一位を目指す。そして、そのためには一つのことに集中するということ。虫眼鏡で集めた日光を集めると紙を約力を持つように、小さな会社でも小さな一点に集中することで、驚くような力を発揮することができます。

最後の一つは、自分達の上の企業を倒そうとするのではなく、自分達の一つ下位の企業の顧客を奪うということ。大手と競ってはいけないといいます。

これらを集約するとなんとなく感じることがあります。それは、できるだけ闘いを減らす工夫と言えるのかもしれません。

競争戦略という言葉が古くなるかも?

ビジネスモデルが組み変わるタイミング

2020年は多くの分野で今までの価値観が覆されてきました。そこから2021年には新しい価値観が生まれてくるのではないかと思います。そういったときに、ライバルばかりを見て戦略を組むのはとても危険だと思います。しっかりと顧客を見、独自の戦略を組み立てることが重要になります。

独自性、オリジナリティというのが注目される年になるのでは、と私は考えています。

実は前半でご紹介したランチェスター戦略は、正しく採用すればかなり高い確率で効果が表れるという話をよく聞きます。しかし一方で、たとえばこういった独自戦略はたいてい今までやってきたことと正反対であることが多いものです。顧客層を広げるため商品ラインナップを増やす会社は多いですが、ラインナップを減らす選択というのはけっこう勇気がいるものです。

これをやり切れるかどうか、が一つのポイントになりそうです。結局はひとの問題、ということになってきそうです。そんな思い決断を私たちは行う必要が今まさにあるのかもしれません。

Michal JarmolukによるPixabayからの画像

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