あたらしい「立地」の考え方

飲食業・小売業で大事な立地について

場所にコストをかけるか?宣伝にコストをかけるか?

飲食業や小売業においては、店舗の立地は大事だとよく言われます。たとえば、ビルに入るなら一階が圧倒的に良くて、二階より上だと集客が難しいとか、いろんなセオリーがあると思います。

しかしそれは、道を歩いていて、そのお店を見つけてはいるという導線が基本になっていると思います。つまり、路面店舗はいわば広告塔のようなもので、広告と店舗が一体化していた、というニュアンスでとらえるとわかりやすいのではないかと思います。

極端に不便な場所はNGかもしれないが…

たしかに、駅から住宅街へ向けて10分もあるかないとたどり着かないお店、となるといくら宣伝が上手でもなかなか難しいかもしれません。ただ、駅からは近いけど、少し路地を入った表から見えにくい場所、ということであれば十分カバーは可能に思われます。

というのも人は、もはやスマホ画面を見ながら歩いている人が圧倒的に多いからです。となると、たとえばWEBサイトやInstagramなどのSNSを充実させる方が、圧倒的に重要ということになりそうな気もします。

たとえば、「お肉が食べたいな」と思ったとき、スマホで検索した時にあなたのお店が表示されるかされないかで大きく変わります。

そういった場合にまずやるべきことは、たとえばGoogleマイビジネスのように無料でもできる工夫からでしょう。

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検索での来店に変化が見られます。
また、こういった検索対策も業者をご紹介できる場合がありますので、お問い合わせください。

無理に高い場所で商売するより、今の時代はスマホ向けの宣伝に力を入れるほうが効果が出やすいと思われます。

今あるリソースを生かす

立地が悪いから喜ばれる方法を考えてみる

立地の悪さも、位置的な悪さだと結構苦戦することはあるでしょう。
そうなるとやはり本質的には、他では絶対味わえない味、サービス、雰囲気、体験、といったことを創り出すのが王道だと思います。こういったものはマネされやすいものが多いのが難点ですが、何かしら考えてみる価値はあるかもしれません。

もう一つは、立地が悪いからこそできること、立地が悪いから喜ばれることはないかと考えてみます。たとえば山の中のコテージであれば、瞑想会みたいなものと食事のセットのようなことも考えられるかもしれません。この辺りは頭の使い方次第だと思います。

なんにせよ、古い「立地」という枠組みから飛び出すことを考えられると素晴らしいですね。

Peter HüllerによるPixabayからの画像

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