コロナの影響時や年末年始
よほどのことがなければ調べない
たとえばコロナウィルスの影響下で、社会が自粛モードに入った時、私たちは「どうせお店はやっていない」という前提で考えていました。いろいろと買い物をしたいという思いはあるものの、お店が開いていないのだから仕方がない、ということであきらめていた一面はあると思います。
たとえば、私の場合は書店です。毎週、書店によって定点観測していたくらいの人間なので何週間もお店に行かないとストレスが溜まります。悲しいかな、今のご時世、ほとんどの書店はショッピングモールに入っており、モールではその管理をする企業の決断で職員や生活必需品以外の販売店の営業を休止していました。けっか、私は、本屋さんをあきらめざるを得なかったのです。
たしかに、Amazonで買うことも多いのですが、ネットではどうも読みたい本を見つけるのが難しいのです。だから実際に表紙を見て、手にとってまえがきを読み、パラパラめくってみるような動作がないと、欲しいかどうかの判断がつかないのです。
じゃあ、空いている本屋を探したかというと、「どうせ閉まっている」という前提なので調べもしなかったのが現実です。
考えるきっかけさえあれば・・・
例えばそんな時に、メールでもLINEでもいいのですが、「コロナ禍ではありますが、時間を限定してオープン中。●●入荷しました」みたいな案内が来ていれば、きっとこう思ったと思います。「ああ、あのお店、やってたんだ。じゃあちょっと週末でも覗いてみようか」と。
もともと「どうせやっていない」という前提が、やっていることを知ると気になってしまいますよね。
けど私はそういったメールやLINEサービスにあまり加入しないこともあってか、そんな案内は皆無でした。家内はけっこういろんなLINEサービスに加入してるみたいですが、その手の案内はほとんどなかったと言います。
タイムリーに顧客とつながる工夫
コロナで気づき未来へつなげる
今回のコロナウィルスの蔓延に伴う自粛は、多くの小売業や飲食店に打撃を与えたのではないかと思います。第二波が来るかも、なんていう話もありますが、その時に備えて何か始めたことがあるでしょうか?実はそこが大事なんじゃないかと思うのです。
もし仮に第二波があり、またもや自粛が始まったとしたら、お店としてどんな情報発信をするのか。いえ、それ以前に「誰に対して」情報発信をするのかが結構大事じゃないかと思います。今日、私たちのお店で商品を買ってくださった方は、「たまたま通りがかり」のお客さんだったのでしょうか、それとも「当店を気に入っていただいて」ときおり立ち寄って頂けたお客様なのでしょうか。どっちにしても、「呼びかける手段」がなければ、次立ち寄っていただける可能性は格段に落ちますし、コロナで自粛でも起ころうものなら、忘れ去られてもおかしくありません。
日常の買い物のついでに立ち寄っていただきたいなら、そういうメッセージを届けなければなりません。そのために必要なのが顧客名簿。手段は、電話、メール、SNSなど様々だと思いますが、情報を受け取ってくださる方とその方々に情報を届ける手段を持っているか、持っていないかをまずは考えたほうが良いのかもしれません。
もし御社で、LINE公式アカウントをご検討なら、友人の会社を紹介できるかもしれませんので、お気軽にお問い合わせください。
